■ネットで読める原発関係論文 [つぶやき]

■岩波書店が原子力発電関係論文をネットで公開

福島原発事故以来、やはり原子力発電のことが頭から離れません。
オヤジ店主としましては、あまり深入りしたくない気持ちなんですが、

多くに人たちの関心を集めています。

ある新聞に福島で反原発運動を40年続けている男性のことを紹介していました。

その言葉が胸に突き刺さっています。

記事によりますと、

その男性が、事故発生後、知り合いから
「あんたは反対運動してたから『それみたことか』と思ってるべ」といわれたといいます。
その男性は「けれど、そうじゃない。40年も反対して止められず、
こんなことになってしまった。ものすごく無力感にさいなまれている」

という内容です。

この男性が抱いた「無力感」。

オヤジ店主も家族の女性陣から
「どんな気持ちなの?」と聞かれました。

オヤジ店主は
「とうとう起きてしまった」
と答える以外、言葉はありませんでした。

新聞が伝えた男性は
40年もの間、反対運動の先頭に立ってきたそうです。

本当に「言葉がない」状況でしょう。


オヤジ店主は、何をしているのか、と
叱責されているようです。

オヤジ店主にできることと言ったら、
原子力発電のことをより多くの人に知っていただけるように、
知り得た情報を発信するしかありません。

オヤジ店主の「無力感」は
この男性に比べれば、たいしたことはないかも知れません。

でも、生涯、オヤジ店主も、この「無力感」抱いて行くことになります。


また、岩波書店が、ホームページで原子力発電関係論文を公開しています。

興味のある方は、覗いてみてください。

公開している論文は、『世界』『科学』に掲載された論文だそうです。

* 『世界』2011年1月号の特集「原子力復興という危険な夢」のうち、次の3論文
o マイケル・シュナイダー/田窪雅文訳「原子力のたそがれ
   ──米・仏・独のエネルギー政策分析から浮かび上がる再生可能エネルギーの優位性」
o 明石昇二郎「原発輸出──これだけのリスク」
o 葉上太郎「原発頼みは一炊の夢か──福島県双葉町が陥った財政難」
* 『科学』の次の2論文
o 青山道夫・大原利眞・小村和久「動燃東海事故による放射性セシウムの
      関東平野への広がり」(1999年1月号)
o 石橋克彦「原発震災──破滅を避けるために」(1997年10月号)

■論文を読まれる方はこちら → 岩波書店

また、同じホームページでは、
「困難ななかで育児に携わっている方々に活用していただければ幸いです」と、
『育育児典CD-ROM版』病気編を
6月末まで無料で公開しています。

■『育育児典CD-ROM版』病気編を読まれる方はこちら → 岩波書店

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