■イスラーム関係について [つぶやき]

■イスラーム関係図書について

たいへんな事件が続発しています。
3・11米同時多発テロを指導したとして米国が行方を追っていた
アルカイダの指導者ビンラディン容疑者が殺害された
との報道が2日に飛び込んできました。

何と10年越しの米国の目標達成です。
しかし、イスラーム世界はどう対応するのでしょうか?

国際状況は、益々複雑になりそうな状況です。

オヤジ店主が、イスラーム世界のことを知る・理解する必要に迫られて読んだのは、
イスラーム学者の井筒俊彦氏の著作です。

政治経済はよく分かりませんので、
どうしても哲学・思想関係になってしまいます。

井筒氏の著作は膨大ですが、
一般に分かりやすいのは、文庫や新書で紹介されています。

その中で、オヤジ店主の一番のお気に入りは、
『イスラー ム哲学の原像』 (1980年) (岩波新書)です。

井筒氏は神秘主義、神秘哲学の研究者でもありますから、
神秘体験のことを通して思想展開を説明してくれています。
神秘体験の凄さが理解できると思います。

そのほかに、
『イスラー ム文化−その根柢にあるもの』 (岩波文庫)
『イスラー ム思想史』 (中公文庫BIBLIO)
『イスラー ム生誕 』(中公文庫BIBLIO)
などがあります。

井筒氏は東洋思想の本質にも迫っています。
『意識と本質―精神的東洋を索めて 』(岩波文庫)
を読み込んでみてください。

■原発事故関連
原発事故に関しては、小説を読みました。
・高嶋哲夫著『原発クライシス 』(集英社文庫)
富山県の原発を舞台に、原発乗っ取り犯のテロ組織チェチェン解放勢力と
日本の機動隊、自衛隊との攻防戦が描かれています。

今や、日本国民は、チェルノブイリ原発事故の汚染状況を見直し、
自分たちで身を守る方法を見つけ出さねばなりません。
さらに、原発に替わりうるエネルギー開発の展望を持たねばなりません。
また、原発推進を図る国や電力会社は、
原発乗っ取り事件が起きないことを祈りつつ、
地震、津波、テロ攻撃、核攻撃に強い原発を造る義務がありそうです。

たいへんな時代になってきました。



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